第10回講習会「一弦エレキギターを製作して音楽を奏でよう」実施報告！
山梨理科クラブは、電子情報通信学会東京支部共催、山梨大学工学部・生命環境学部協賛のもと、そして甲府南高校の協力を得て、令和7年10月26日（日）に山梨大学工学部内を会場とし、第10回講習会「一弦エレキギターを製作して音楽を奏でよう」を実施しました 。
ご好評につき、募集予定者数60名（小3～中3）に対し、午前の部は募集開始から2時間足らずで定員を超える盛況となりました 。事前キャンセルはありましたが、午前27名、午後28名の合計55名 の受講生にご参加いただきました。
講習会の内容と様子
当日は、石井敬康山梨支部長の挨拶の後、以下の流れで進められました 。
- 「音って何？」の解説：小林節子講師から、音の物理現象について質問を交えながら易しく解説していただきました 。
- 一弦エレキギターの製作：功力芳郎講師の指導のもと、受講生は一弦エレキギターの組み立てに熱中して取り組みました 。
- 演奏体験：窪田峰夫講師によるチューニング指導の後、皆で「ちょうちょ」などの音楽演奏を楽しみました 。
受講生からは、「音が振動であることを知った 」「難しかったけれど上手にできたし楽しかった 」といった声が聞かれ、自分たちが作った楽器の音出しに満足した様子でした 。
アンケート結果(概要)
受講生55名のうち53名、保護者40名のうち36名にご協力いただいたアンケートでは 、非常に高い満足度が示されました。
- 「講習会は楽しかったか」：受講生・保護者の約85%以上が「とても楽しかった」と回答 。
- 「次回も参加したいか」：受講生・保護者ともに90%近くが「ぜひ参加したい」と回答 。
- 希望テーマ：次回以降の希望テーマとしては、「モノづくり」が最も多く、次に「理科実験」が続きました 。
保護者の方々からは、「先生たちの温かさに、来てよかった 」「小学校では体験できないギター作りができてよい経験になった 」「いつも楽しい学びを体験させて下さりどうもありがとうございます 」など、感謝のメッセージを多数いただきました 。
アンケートの詳細はこちらをクリックください。
運営体制と感謝
本講習会は、山梨理科クラブと電子情報通信学会東京支部の主催 、山梨大学工学部・生命環境学部の協賛 のもと実施されました。
今回も、甲府南高校SSHの生徒6名が指導補助者として参加し、受講生のサポートにあたってくれました 。保護者からも「学生さんのサポートも素晴らしかった 」「普段交流することの無い高校生のお兄さんに手伝ってもらえたことも良かった 」と、生徒たちの熱心な指導に感謝の言葉が寄せられています。
受講生・保護者の皆様に大変ご満足いただけたのは、理科クラブメンバーの熱意、甲府南高校生徒の熱心さ、そして大学のご協力のおかげです 。改めて関係者の皆様に心より感謝申し上げます 。
山梨理科クラブは、今後も子どもたちの理科への興味関心を深める活動を続けてまいります。次回講習会もどうぞご期待ください！
